古いパソコンを無料で廃棄処分する3つの方法

Windows XPが、2014年4月8日をもってサポート終了しました。これに伴って、今まで使ってきたXP搭載パソコンの処分に悩んでいる人も多いと思います。
ここでは、(1)XPパソコンを無料でメーカーに回収してもらう方法、(2)中古パソコンとして売却する方法、それでもダメなら、(3)タダで処分してもらう3つの方法を紹介します。

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まずはリサイクルマークの有無を確認

pcrmark.gif

意外と知らない人が多いのですが、パソコンに右のようなシールが張ってあれば、メーカーに無料で回収してもらうことができます。
このシールは平成15年(2003年)10月以降に販売されたパソコンに貼られており、販売価格にリサイクル費用が含まれています。
リサイクルマークがあれば、そのパソコンのメーカーに無料の回収手続きを申し込むことができます。
ほとんどのパソコンメーカーはWebサイトから回収の受付をしていますが、AppleのようにTELかFAXで申し込みという消極的なメーカーもあるので、手続きの詳細は下記リンクから確認してください。
NEC 回収・リサイクル申し込み手順
富士通パソコンリサイクル
東芝 パソコンのリサイクル
パナソニック 家庭用パソコンのリサイクル
日立リサイクルホットライン
Sony パソコンリサイクル
デル 個人向けコンピュータリサイクルサービス
家庭系PC回収リサイクル・サービス(IBMも含む)
Apple PCリサイクルプログラム

比較的新しければ買い取りサービスを利用する

リサイクルマークがあるのを確認できたら、次にそのパソコンが売れないか検討してみましょう。
お持ちのパソコンが売れるか売れないかはリサイクルショップに持ち込む方法もありますが、あまり古いパソコンだと買い取りを断られることもあります。わざわざ出向いたのに、また持って帰ってくるのは気力と労力のムダですね。
そこで手軽にネットで売れるかどうかを判定しましょう。
例えばJoshinではWebサイトからメーカーや型番を入力すると、買い取り可能な金額が表示されます。但し、買い取り金額が表示されても、書類やディスクなど、購入時に付属していたものが揃っているなど、けっこう条件は厳しいかもしれません。

上新電機 パソコン買取サービス

最後の手段は無料回収サービスの利用

メーカーの無料回収も買い取りもダメ、となれば費用を払ってでも処分することになりますが、その費用がボリ過ぎだろってくらい高額です。

パソコンの廃棄費用(税別)

回収対象製品 リサイクル費用
デスクトップPCの本体
ノートPC
3,000円
液晶ディスプレイ
液晶ディスプレイとの一体型PC
3,000円
CRT(ブラウン管)ディスプレイ
CRTディスプレイとの一体型PC
4,000円

どのメーカーも横並びで、この金額になっています。デスクトップPCとブラウン管のディスプレイのセットを処分すると、税込みで7,560円。ちょっと気軽に処分できる金額じゃないですね。
そこで最後の手段は、無料で回収してくれる業者に引き取ってもらう方法です。
と言っても、近所をクルマで回りながら不用品の買い取りをしている業者は利用しないほうが無難です。
世の中には古いパソコンでも無料で引き取ってくれる業者があります。なぜかと言うと、古くても途上国に輸出したり、資源としてリサイクルできるので、タダで引き取っても利益が出せるからです。
例えば、パソコン無料回収のライズマークというところは、事前の連絡は不要、送料も着払いでパソコンを送りつけることができます。といっても、マナーとして事前の連絡は入れたほうがいいと思いますが・・・。

※小型家電リサイクル法の拡大により、お住まいの自治体によっては無料でパソコンを回収してくれる場合もあります。

コラム
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