セーフモード
最小の構成で起動
Windowsは起動時するときに、周辺機器を利用できるようにするドライバというソフトを読み込みます。
スキャナやプリンタなどが利用できるのは、このドライバがWindowsと機器を仲介しているおかげです。
しかしこのドライバに不具合が発生すると、システムが正常に起動しない場合があります。
セーフモードはシステムに必要なドライバだけを読み込んで起動するので、 通常の方法では起動できないときでも、最小限の構成で起動させることができます。
セーフモードでの起動方法は、パソコンの電源を入れて音が鳴ったらキーボードからF8キーを押します。画面が表示されたら 「セーフモード」を選択します。
セーフモードで起動されたWindowsでは画面の解像度が低くなり、いつもよりもアイコンなどが大きく表示されます。また、 ノートパソコンなどではマウス操作が行えなくなる場合もあります。そのときはキーボードのパネル部分などの、 ポインティングデバイスを操作してください。IBMのノートパソコンではパネルの代わりにトラックポイントという赤いつまみと、 クリック操作のためのボタンが付いています。
セーフモードは、最小限のシステム構成の状態から不具合のあるドライバなどを調べるための起動方法ですが、 1つ1つのドライバを調べていくのは、なかなか大変な作業です。そんなときは、一度セーフモードで起動したあとに、 通常の方法でWindowsを再起動してみてください。これだけでドライバが正常に読み込まれてWindowsが起動することがあります。
メンテナンスはセーフモードで
セーフモードには別の利用方法があります。
ウィルスソフトでハードディスクを検査したり、デフラグを実行してハードディスクの中で散らばったデータを並べ直すときに、 セーフモードで実行すると処理が早く終わります。
通常の方法で起動されたWindowsは、バックグラウンドでいろいろなプログラムが動いています。 セーフモードなら必要最低限のシステム構成になっているので、普段よりもシステムにかかる負担が少なくてすみます。 この状態でメンテナンスを行うほうが、動作も軽く短時間で処理を終えることができます。
また、ウィルスの検出でも通常の起動状態では検出されない場合があり、セーフモードで検出するほうが確実さが高まります。
メンテナンスのときはセーフモードで。覚えてください。
