パソコンのセキュリティを向上させるには、WindowsやOffice製品のアップデートは必ず行ってください。
WindowsなどのOSやアプリケーション・ソフトは、人間が作ったものですから絶対にミスがあります。作ったときには気づかなかった不具合が、頭のいい悪者にバレて、そこを狙った攻撃を受けるようになります。
アップデートをしないままだと、プログラムの不具合がセキュリティーホール(抜け道)となってしまいます。
それではさっそくWindowsのアップデートを行いましょう。
Windowsのアップデート
インターネット エクスプローラーの「ツール」メニューから
「Windows Update」を選択すると、マイクロソフトの「Windows Update」のページに行くことができます。
このときに表示されるアップデートのページは、お使いのパソコンによって異なる場合があります。Windows Updateにはバージョン3から6までがあり、接続されたパソコンに適したページが表示されます。
バージョン4のページでは「更新をスキャンする」をクリックすると、まだ適用されていない修正プログラムがないかが調査されます。
調査が終わると、お使いのパソコンで利用できる更新プログラムが表示されます。「インストール」ボタンで更新を行ってください。
バージョン5、6では自動更新を有効にしておくと、いちいちこのページに行かなくてもアップデートをすることができます。
自動更新の設定は、「スタート」メニューから「コントロールパネル」「セキュリティ センター」と進み、 「自動更新」を「有効」にします。
Windows Update は、セキュリティ対策の第一歩です。アップデートを怠っていると、
パソコンの不具合を狙ったプログラムに攻撃をされてしまいます。面倒がらずに必ず行ってください。
Office(オフィス)ソフトのアップデート
ワープロに「Word」、表計算に「Excel」を使っている人は、「Office」のアップデートも忘れずにしておきましょう。
Windows Updateのページから、「Officeファミリ」や「Officeのアップデート」
をクリックしてワードやエクセルのアップデートを行うことができます。
Officeソフトをアップデートするときに、「Microsoft Office」のCD-ROMを要求されることがあるので用意しておきましょう。
Windows のアップデートは行っていても、Officeソフトのアップデートは忘れる人が多いようです。どちらも常に最新の状態にしておくべきです。
追記:
お使いのパソコンで「Microsoft Update」と表示されている場合があります。
「Microsoft Update」は、Windows UpdateとOffice Updateを1つのWebサイトで同時に行えるアップデートシステムです。但し、該当するOfficeのバージョンは2003、XPとなっています。