アロケーションユニットサイズとは?

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新しいハードディスクをフォーマットするとき、アロケーションユニットサイズを指定する項目がありますね。

※下の図は、8GBのUSBメモリをフォーマットする画面
format-dialog.jpg

おそらく多くの人は、アロケーションユニットサイズと言われても、なんのことだかサッパリわからないと思います。

そこでアロケーションユニットサイズとはなにか?
複数ある値から、どれを選べばいいのか?

などについて説明します。

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アロケーションユニットサイズは、ファイル管理の最小単位

ハードディスクにファイルを保存するとき、そのファイルが一定以上の容量をもつ場合は、複数に分割して保存されます。

例えば10KB(キロバイト)の容量をもつファイルを保存するとします。このときファイルは、4KB(バイト)、4KB、2KBの3つに分割して保存されることになります。

まずは下の図をご覧ください。

sector-cluster.jpg
:トラック :セクター :クラスター

ハードディスクを円周方向に区切ったオレンジ色の区画は「トラック」と呼ばれ、そのトラックを放射状に区切った区画を「セクター」といいます。

セクターはハードディスクがファイルを記録する最小単位で、その容量は(ほとんどの場合)512KBです。これだとファイルの管理が細かくなりすぎるので、複数のセクターをまとめた「クラスター」と呼ばれる区画でファイルを管理します。

このクラスターの大きさ(セクターの合計数)を「クラスターサイズ」とか「アロケーションユニットサイズ」と言います。どちらの言い方でも間違いではありません。

アロケーションユニットサイズは、Windows XPやWindows Vista、Windows 7など、現在よく使われているバージョンでは、4KB(4,096バイト)が標準となっています。

先ほど例に挙げた「10KBのファイルを保存すると、3つの区画に分かれて保存される」というのは、4KB+4KB+2KBで、3つのクラスター(合計12KB)を使って保存されることになります。

このとき3つめのクラスターは、4KBある容量に対して2KBしかデータが保存されていません。こうしたクラスター容量にムダが生じることを「クラスターギャップ」といいます。

クラスターギャップが増えるほど、ハードディスクの使用できる容量は少なくなります。クラスターギャップを最小限に抑えるには、アロケーションユニットサイズ(クラスターサイズ)をできるだけ小さくすることです。

但しアロケーションユニットサイズを小さくすると、今度は大きなファイルを保存するときに細かく分かれ過ぎてしまい、読み書きスピードが遅くなったり、ファイルの断片化が生じやすくなります。

アロケーションユニットサイズは、基本的に標準でOK!

冒頭に書いたように、ハードディスクをフォーマットするときに、アロケーションユニットサイズを複数の選択肢から選ぶことができます。

選べるとなると、どれにしようかな?と思うのが人情ですが、基本的には「標準のアロケーションサイズ」のままでいいと思います。

パソコンが扱うファイルは、数100バイトほどしかないテキストファイルから、数100MB(メガバイト)もある動画ファイルまで、その容量は千差万別です。どんな容量のファイルにも適したアロケーションユニットサイズというのは、ありえません。

また最近のハードディスクは読み取り順序を最適化したり、転送スピードも高速化しているので、アロケーションユニットサイズに頭を悩ませるほどの必要はないでしょう。

但しそのハードディスクが録画専用の場合、保存されるのは容量の大きな動画ファイルばかりなので、アロケーションユニットサイズを大きめの値にしてもいいでしょう。

それ以外の場合は、標準設定のままで無問題!です。

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