メニューをキーボードで操作する

パソコンを使い慣れるとショートカットキーで操作することが多くなります。コピーや貼り付けなんてメニューからしてないよ、という人は、もう初心者じゃないですね。

ところが普段ショートカットキーを駆使していても、意外とあまり使われないのがメニューを操作するショートカットキー

この方法を覚えておくともっと素早くパソコンを操作できるようになって、ベテランユーザー度が20%アップ!周囲からの尊敬度は50%アップします(当社比)。

ソフトウェアの上部には、いろいろな機能がメニューとして並んでいますね。たいていはマウスでクリックしてメニューを選びますが、キーボードだけでも行うことができます。

ソフトウェアのメニューを操作するには、Altキーを押します。試しに今このページを観ている状態でAltキーを押してみてください。画面に何か変化があるのがわかるでしょうか?

Altキーを押すと「ファイル」メニューが浮き出していませんか?なっていない場合は、もう一度Altキーを押してみてください。ポコッと浮きだしましたね?

その状態で左右の矢印キーを押すと、「編集」「表示」「お気に入り」…と、ドンドン隣りのメニューが浮きだします。この浮き出た状態のときに、今度は上か下の矢印キーを押すと、そのメニューの内容が開きます。

ここではInternet Explorerから「ファイル」メニューを操作してみましょう。Internet Explorerが最前面にある状態でAltキーを押し、次に上下どちらかの矢印キーを押すとメニューの内容が開きます。

ie-file-menu.jpg

内容の右側にある「Ctrl+T」などの記号は、キーボードの組み合わせを示すショートカットキーです。「Ctrl+T」と書かれていれば「Ctrl」キーと「T」キーを一緒に押すと、新しい画面が開きます。Internet Explorerを終了する場合は「x」キーだけを押します。

このページではInternet Explorerを例に説明しましたが、他のソフトウェアでも同じように操作することができます。

メニューが多い場合は、いちいちショートカットキーを使うよりマウスで操作するほうが早いかもしれませんが、頻繁に使う機能だけでもショートカットキーを覚えてしまうとパソコンの操作がもっと楽になります。

基本操作
スポンサーリンク
知っ得!パソコン塾