事務処理系テレワークに最適な3万円台の中古ノートPCの選び方

スポンサーリンク

新型コロナウイルスの影響で一気に導入ブームが到来したテレワーク。しかし、なんの準備もなく急に「はい! テレワーク~」と、ドラエモンみたいに言われて戸惑っている人も多いのではないでしょうか?

テレワークに使うパソコンを自分で用意する場合は中古で購入する人も多いですが、新品よりも選び方がわからないという声も聞かれます。

そこで今回は、主に事務作業が多いテレワークに使う中古ノートパソコンは、どう選べばいいのか? 具体的にはどれを買えばいいのか? についてのお話です。

テレワークに使う中古ノートパソコンは、ここをチェック!

OSはWindows 10に限定 できればproで

中古パソコンの中には、今でもWindows 7や8.1を搭載しているものもありますが、7は2020年1月にサポートが終了済み。8.1も2023年1月10日に延長サポートが廃止されるので、今から選んではいけません。

OSは現行のWindows 10に限って選ぶことが必須条件です。

さらに仕事で使うなら個人向けのHome版よりも、セキュリティ機能を備えたPro版を選ぶほうがベターです。

スマホ兼用の低スペックなプロセッサーに注意!

パソコンの処理性能を左右するのがプロセッサー(CPU)と呼ばれるパーツですが、事務処理作業が中心なら、それほど神経質にならなくても大丈夫。

過去5年以内に発売されたパソコンはWindows 8.1から10に代わったころなので、今でも充分なスペックを持っているものがほとんどです。

ただし、注意してほしいのは、ちゃんとパソコン用のプロセッサーを搭載していること!

ノートパソコンの中にはバッテリーの持ちを重視するために、タブレットやスマートフォンと同じプロセッサーを搭載しているものがあります。そうしたパソコンは動きがモッサリして、快適に使えるとは言えません。

とは言え、そうしたパソコンは低価格な機種に限られているので、さほど心配することはありません。

インテルの「Core i プロセッサー」が搭載されていて、動作クロック数がだいたい2GHz以上あれば大丈夫です。

ストレージは読み書きの速いSSDで

パソコンの記憶装置は長らくHDDが主流でしたが、欠点は読み書きスピードが遅いこと。さらに中古パソコンではHDDの寿命が尽きていることが多いのもデメリットでした。

しかし、最近の中古ノートパソコンは古いHDDを取り外して、読み書きスピードの速いSSDというストレージに換装しているものが多くなっています。

プロセッサーやメモリの性能が同じでも、HDDからSSDに代えるだけで本来の処理性能が引き出されるので、中古ノートパソコンを選ぶときは、SSDに換装しているものを選ぶといいでしょう。

メモリは4GBでもイケル(8GBあるに越したことはないけど)

今どきのパソコンはメモリ8GB以上が当たり前のスペックですが、Windows10は4GBメモリでも快適に動きます。

実際に、ウチにある10数年前の骨董品デスクトップもWindows 10+4GBメモリですが、毎日元気に活躍しています。

バッテリーの状態はあえて気にしない?

中古のノートパソコンを買うとき、ふつうはバッテリーの消耗具合が気になりますね。でも、テレワークに使う場合は、バッテリーの状態は無視していいかもしれません。

テレワークは自宅やサテライトオフィスなど電源を確保できる場所で行うことが多いので、ACアダプターの使用を前提に考えるほうがいいでしょう。