欲しい情報が見つからない。余計なページばかりが表示される。でも、ちょっとした検索の仕方で欲しい情報が早く見つかります。
まずはYahoo! Japanのトップページ、いつもキーワードを入力している欄の下に注目してください。
「検索オプション」というリンクがありますね。これをクリックすると、検索条件を細かく指定できるページが表示されます。
「検索オプション」ページで指定できる各項目について説明していきます。
キーワード
すべて含む
Yahoo!のトップページと同じ使い方です。AND検索といい、指定した単語全部を含むページを検索します。
各欄の右には同じプルダウンメニューがあります。
ページ内のすべてを対象
Webページのタイトルや見出し、本文などのどこかにキーワードがあった場合に、結果としてヒットします。
ページのタイトルを対象
キーワードに「中高年 パソコン」とした場合、本文は無視してページのタイトルだけを検索対象にします。タイトルだけを検索対象とすることで、かなりテーマを絞り込んだ検索ができます。
ページのURLを対象
「http://sittoku.net」のように、アドレスに「sittoku」が含まれることがわかっているか、予測できる場合に使います。企業のサイトなら
sony とか imb など社名がアドレスの中に入っていることが多いので、アドレスから検索するほうが早い場合もあります。
順番も含め完全に一致
キーワードがすべて入力したとおりの順序で出現するページだけを検索します。
最初の欄の「すべて含む」ではキーワードの出現順序は厳密に判断されません。「パソコン 中高年」と「中高年 パソコン」では若干検索結果が違うものの、基本的にどちらのキーワードも含んでいれば検索の対象になります。
少なくとも一つを含む
OR検索と言い、「入試 受験」としたとき、どちらか1つでもマッチすれば検索結果としてヒットします。
探す情報は同じでも、複数のキーワードが予測されるときに便利です。
含めない
NOT検索と言います。入って欲しくないキーワードを指定すると、欲しい検索結果をグッと絞り込むことができます。
「激安」や「在宅ワーク」などのキーワードが邪魔だと思えば、これらのキーワードを含めないように指定することで、ドンドン目的の結果を絞り込むことができます。
ページの最終更新日
「3ヶ月以内」「6ヶ月以内」「1年以内」から指定して、情報の鮮度を絞ることができます。
「指定なし」ではYahoo!にキャッシュされている限り、どんなに昔のページでも検索されてしまいます。ここ最近の情報に限定して情報を探したいときは、期間を指定すると古い情報をはじくことができます。
ドメイン
「http://sittoku.net」や「http://www.yahoo.co.jp」など、Webサイトの住所を表すURLの最後に付いている「.net」や「co.jp」の部分を指定して検索できます。それぞれのドメインがどんな条件で割り当てられているかという例を挙げておきます。
- co.jp
- 日本の企業
- go.jp
- 日本の政府機関や独立行政法人など
- ac.jp
- 大学や高等専門学校、職業訓練校など
- or.jp
- 財団法人、社団法人、医療法人、農業協同組合など
- com
- 国や個人・法人は不問
- gov
- 米国政府機関
- edu
- 北米4年制大学
- org
- 非営利団体
- jp
- 日本国内の個人・団体・法人
但し、ドメインを指定して検索するということは、あまりないでしょう。唯一使えそうなのが、「このドメイン内で検索」です。
例えばここに「sittoku.net」と入力すると、このサイト「中高年の知っ得!パソコン塾」内だけでキーワード検索をすることができます。
ファイル形式
検索結果に表示されるページの種類を指定します。標準の「すべてのファイル形式」ではPDFやExcel、Wordなども表示されますので、これらのファイルを除いて普通のホームページ形式だけを検索するなら「HTML」を指定します。
表記のゆれ
同じ言葉でも微妙に表現が違うこともあります。「検索オプション」のページでも説明されているように、「ダイヤモンド」と「ダイアモンド」の違いなどを厳格に区別しないで、同じ言葉として検索します。
「ゆれを含める」にチェックをすると、条件を緩くして検索結果を増やすことができる場合があります。
対象とする言語
「すべての言語」を選んでも、検索キーワードが「ドラマ 視聴率」など日本語なら、当然日本語で書かれたページがヒットします。
しかしキーワードが「Pentium CPU」でペンティアム社のCPUについて調べようとした場合、「すべての言語」では海外のサイトまで検索結果に含まれてしまいます。
「日本語のみ」または「以下の言語から選択」で日本語を指定すると、日本語で書かれたサイトだけに絞ることができます。
表示件数
標準では1ページに20件の検索結果が表示されますが、一度に多くの結果を表示させたいとき、表示件数を大きくします。
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