フリーの暗号化ソフト「VeraCrypt」 隠しボリュームの追加

手軽に暗号化ボリュームを作れるフリーソフト「VeraCrypt」の特集最終回となる今回は、作成済みのボリュームにあとから「隠しボリューム」を追加する方法を紹介します。

スポンサーリンク

既存ボリュームに隠しボリュームを追加する

VeraCryptを起動して、そのまま「次へ」

「VeraCrypt隠しボリューム」を選んで「次へ」

「ダイレクトモード」を選んで「次へ」

隠しボリュームを追加したいVeraCryptボリュームを選択します。
ここでは「dontlook」というボリュームを選んでいます。

作成済みのボリュームのパスワードを入力して「次へ」

ボリュームがマウントされるまで、しばらく待ちます。

 

隠しボリュームに必要な容量を指定します。
ここでは説明のため500MBのボリュームの中に250MBの隠しボリュームを作ります。

隠しボリューム用のパスワードを設定します。

暗号化の強度を高めるため、画面上でマウスをランダムに動かします。
下部のインジケーターが緑のフル状態になったら「フォーマット」

これで既存の暗号化ボリュームの中に隠しボリュームができました。

※隠しボリュームのマウント方法は、暗号化ボリュームの作成とマウント をご覧ください。

ヤバいデータは今すぐ「VeraCrypt」で暗号化

 

全4回に渡って紹介してきたフリーの暗号化ソフト「VeraCrypt」ですが、大事なデータを簡単な操作で暗号化し守れることがお分かりいただけたと思います。

ビジネス上のデータを保護しなければならないのは当然ですが、もし自分の身に何かあったときにも、恥ずかしいデータを暗号化しておけば、万一のときも安心して?旅立てるのではないでしょうか。

大切な秘密のデータは、今すぐ「VeraCrypt」で暗号化しておきましょう!