読書は考える力を養う基本 電子書籍で子どもに本を読ませよう

 

「読書をする子どもは頭が良くなる」

その通説が正しいことを『ニンテンドーDS 脳トレシリーズ』の監修で有名な川島隆太東北大学教授たちが証明しました。

川島教授と同大の加齢医学研究所が、子どもたちの読書時間と学校の成績との相関関係を調べたところ、毎日1~2時間程度の読書をする子どもたちは成績がよく、本を読まない子どもほど成績が悪い結果となったそうです。

中学生でプロ棋士きしになってから大活躍を続けている藤井聡太さんも、大の読書好きとして知られています。彼の将棋の強さを支えている秘訣には、読書が関係しているんでしょうね。

学校に通う子どもを持つ親御さんなら、子どもには本を読む習慣をつけてほしいと願うのは当然です。しかし今まで読書習慣がなかった子どもに、急に本を読めといってもムリなことは明らかです。

今の子どもたちは本を読まず、わずかな時間でもスマートフォンを見ています。そのほとんどは仲間内のSNSが中心でしょう。しかし考えようによっては、スマートフォンを見ることには抵抗がないわけです。

ならばスマートフォンで読める電子書類なら、読書習慣をつけるきっかけとしては最適じゃないでしょうか?

ふだんamazonのヘビーユーザーという人も多いと思いますが、そのamazonが『Kindle Unlimited』というサービスを行っているのはご存知でしょか?

『Kindle Unlimited』は今ふうに言うとサブスクリプションの読書サービス。もっとわかりやすく言うと、電子貸本システムです。

amazonが『Kindle Unlimited』のために用意した本なら、どれをどれだけ読んでも月額980円の定額制ですから、たとえ子どもがマンガばかり読み漁っても料金が跳ね上がる心配はありません。

読書習慣をつけてほしいのにマンガばかり読まれては意味がないと思うでしょうが、今のマンガはそのテーマに深い意味を持っていることも多く、単なる暇つぶしの娯楽とは言えません。

それに、最初はマンガを読むだけでもいいじゃないですか。『Kindle Unlimited』には小説をはじめ多種多様なジャンルの本が用意されているので、利用しているうちに自然とマンガ以外の本にも関心を向けるチャンスが訪れます。

本を読まない子どもに、いきなり紙の本を買い与えても積読本つんどくぼんが増えていくばかりです。それよりも『Kindle Unlimited』で好きな本を好きなだけ読ませるほうが、読書習慣をつけさせるにはベターな方法です。

子どもが本を読まないことを軽く考えるわけにはいきません。これからの社会はモノゴトを考えるチカラのない人が幸せに生きるのはむずかしくなります。つまり、本を読まずに育つ子どもには、とても生きづらい将来が訪れる可能性が高くなります。

読書は考えるチカラを身につける最良の方法です。そして子どもに本を読ませる、少なくともそのきっかけを与えることは、子供の将来を案ずる親にとっては当然のことです。そのために『Kindle Unlimited』を試してみてはいかがでしょうか?