キーボード操作1 (キーの役割)

パソコンのキーボードには、たくさんのキーが並んでいます。これから3ページに渡って、それぞれのキーが持つ役割を見ていきましょう。

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Esc(エスケープ)

キーボードの一番左上にある「Esc」キーは、操作や処理の実行を取りやめたいときに使用するキーです。但しいつもキャンセルできるとは限りません。

文字入力では、確定する前なら読みの状態に戻すこともできます。

例えば「ぱそこん」と入力してスペースキーを押すと「パソコン」と、文字の下に下線がついた状態で表示されます。この状態でEscキーを押すと、変換される前の「ぱそこん」に戻ることができます。

また表示されたメニュー画面を閉じる場合などにも使えます。試しに画面上のどこかで右クリックしてメニューを表示させ、Escキーを押してください。

メニュー、消えましたね?

ファンクションキー

「Esc」キーの隣りにF1、F2、F3…と並んだキーは、ソフトウェアによって機能が割り当てられています。比較的多くのソフトウェアで使用できるものを以下に示します。

F1:ヘルプ画面の表示

Windows XPではデスクトップの最前面に他のソフトが表示されていないとき、「ヘルプとサポートセンター」が表示されます。

F1キーはヘルプを表示するというのは、暗黙の了解的に使われていて、他のアプリケーションソフトのヘルプを表示するにもF1キーが使われることが多いようです。

今このページをインターネット エクスプローラーで見ているんでしたら、F1キーを押すとインターネットエクスプローラーのヘルプが表示されます。

F2:ファイル名の変更

名前を変更したいファイルが選択された状態でF2キーを押すと、ファイル名が反転され、「名前の変更」をすることができます。

F3:検索画面の表示

ソフトによっては、F3キーに検索画面を表示させる機能を加えている場合があります。

F5:最新の情報に更新

画面の表示を描画し直して、最新の状態を表示します。ブラウザでは、再読み込みと同じ働きをします。

F7~F10

日本語入力のときにF7~F10キーを使うと、効率よく変換することができます。

入力でよく使うファンクションキーの役割を、下に挙げておきます。

  • F7:カタカナに変換
  • F8:半角カタカナに変換
  • F9:全角英数字に変換
  • F10:半角英数字に変換

F7~F10までのキーを覚えておくと変換がとても楽になりますので、ここで覚えてしまいましょう。

ファンクションキーの役割は、各ソフトウェアが任意の機能を割り当てる場合も多いのですが、ここに挙げたものはWindowsが提供する基本的な機能ですので、使いこなすとマウスを操作する手間を省くことができます。

PrintScreen(プリントスクリーン)

パソコンの画面上をコピーすることができます。そのまま押せばデスクトップ全体を、「Alt」キーと一緒に押せば、一番手前に表示されているフォルダやブラウザなどの画面をキャプチャーすることができます。

よくプリントスクリーン・キーがない、と言う方がいますが、メーカーによっては「PrtScrn」などと省略してキーに書かれている場合もあります。

プリントスクリーン・キーでコピーした画像は、ペイントなどの画像編集ソフトに貼り付けてからファイルとして保存します。

「WinShot」というフリーソフトを使うと、画面取り込み時に登録しておいた画像編集ソフトが起動して編集できたり、特定の範囲だけを取り込むなど、より便利にPrintScreenキーを利用することができます。

Scroll Lock(スクロールロック)

Windowsでは使うことのない、盲腸のようなキーのです。

パソコンによっては「Fn」キーと一緒に使うことで、画面をスクロールさせることもできますが、デスクトップパソコンでは「Fn」キーがないキーボードもあったりするので、気にする必要はないキーでしょう。

ExcelではScroll Lockを押すと、現在選択されているセルはそのままにして、シートをスクロールさせることができるという使い道があるようです。

※試してみましたが、私のパソコンでは有効になりませんでした。

Pause(ポーズ)

これもまた、利用頻度はScroll Lockと争うほど少ないキーでしょう。

システム起動途中、ドライブに関する情報が表示されたところで押すと、画面が次に進まずに一時停止させることができる機種もあるようです。システムの起動に不具合がある場合などに使われることがあります。

一時停止を解除するには、Pauseキーをもう一度押すことでBleakキーが実行され、処理が再開されます。

これらのキーは、特定のソフトウェアが機能を割り当てていたりすることがあり、限定された用途では使いみちがあるものの、普段Windowsを使用する上では、まず使うことはないでしょう。

それでは、どうしてそんな使いみちのないキーが残っているかというと、パソコンはWindowsだけで使われているわけではないからです。システムが違えば、こうしたキーが活躍することもあります。

ここまではキーボード最上段のキーについて見てきました。
次のページではTabキーやCapsLockキーなどについて見ていきましょう。

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