スマホ時代のインターネット契約は、WiMAX+モバイルWi-Fiルーターがオススメ!

スマートフォンやタブレットPCの普及で、インターネットをいつでも、どこでも使いたいというニーズが増えました。そこで今回は外出先でもインターネットに接続できる「モバイルWi-Fiルーター」のメリット・デメリットについて説明し、代表的なサービスである「WiMAX」を紹介します。

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モバイルWi-Fiルーターとは、持ち歩けるインターネット

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モバイルWi-Fiルーターは、パソコンやタブレットなどを、ワイヤレスでインターネットに接続するための通信機器です。
屋内で使われている無線LANルーターとの違いは、無線LANルーターが光ケーブルやADSLなどの固定回線から先をワイヤレス化しているのに対して、モバイルWi-Fiルーターは3GやLTEなどケータイ電話と同じ回線でインターネットに接続します。
言い換えると、ケータイ電話やスマートフォンの「テザリング」と同じ機能に特化した機器と言えます。

モバイルWi-Fiルーターのメリット

では、モバイルWi-Fiルーターがあると、どんなふうに便利なのか?
代表的なメリットを3つ挙げてみます。

どこにいてもインターネットが使える

スマートフォンやタブレットを使うようになってから、外出中にインターネットを利用することが多くなりました。となると、屋内でしか使えない光ケーブルやADSLなどの固定回線は、モバイル時代のインターネットとしては不便です。
モバイルWi-Fiルーターは電波が届く範囲内であれば、どこからでもインターネットが使えるようになります。またLTEやWiMAXなどの高速なワイヤレス通信によって、固定回線の代わりとしても十分使えるようになりました。

インターネットの利用料金を安くできる

スマホにしたら通信費が増えた!
自宅のインターネットもけっこう高い・・・
スマートフォンの料金と自宅のインターネット回線。この2つだけで月々の通信費は軽く10,000円くらいになってしまいます。
モバイルWi-Fiルーターは月々の使用料が4,000円足らずのサービスが多いので、スマートフォンのデータ通信プランも最小限のプランにすれば、月々の通信費を大幅に節約することができます。
家族でインターネットを使うなら、まだ固定回線は必要ですが、もしインターネットを使うのが自分だけという場合はモバイルWi-Fiルーターのほうが便利です。

インターネット契約から開通まで最短1日

光ケーブルなど固定回線のインターネット契約は、申し込みから開通までに、けっこうな日数がかかります。短くても数日、場合によっては2週間~1ヶ月ほどかかることもあります。また回線工事に立ち会う必要もあったりと、忙しい引越しのときなどは、特に面倒な手続きです。
モバイルWi-Fiルーターなら、契約して機器の設定を済ませるだけで、すぐにインターネットが使えるようになります。店舗での契約なら、その日のうちに開通できますし、Webサイトからの申し込みでも、端末が届き次第すぐにインターネットが使えます。

モバイルWi-Fiルーターのデメリット

ここまでモバイルWi-Fiルーターのメリットを3つ挙げてきましたが、何事もメリットがあればデメリットもあります。今度はモバイルWi-Fiルーターのウイークポイントをチェックしておきましょう。

利用できるエリアが限られている

モバイルWi-Fiルーター、最大の弱点がこれです。
前述したとおり、モバイルWi-Fiルーターはケータイやスマホと同じ回線でインターネットに接続するので、場所によっては圏外だったり、電波の受信状態が悪いとつながらないこともあります。
特にCMでよく見聞きする「LTE」などの高速な通信サービスは、まだ大都市でしか使えないものが多く、地方都市、特に町村部では圏外という場合もあります。

使用量が多いと、通信スピードが落とされる

インターネットを使った量、つまりデータ通信(パケット)の量がある基準に達すると、それ以降の通信スピードが大幅に低くされてしまう「帯域制限」というペナルティーを課せられる場合があります。
例えばモバイルWi-Fiルーターの代表的なサービスであるイー・モバイルでは、下の表のような帯域制限の基準があります。

イー・モバイルの帯域制限
通信量 制限期間
EMOBILE 4G 前日までの3日間の通信量が839万パケット(約1GB)以上 当日6時から翌日6時まで
EMOBILE LTE 24時間ごとの通信量が300万パケット(約366MB)以上
※2014年5月以降、当月分のデータ通信量が10GBを超えた場合、当月末までの通信速度を制御
当日21時から翌日2時まで

またイー・モバイルの場合、帯域制限を解除するには、2GBごとに2,500円の追加料金を支払う必要があります。
こうした帯域制限はイー・モバイルに限らず、NTTドコモやソフトバンクなど、他社のデータ通信でも行われています。ちなみに上の表にある300万パケット(約366MB)というデータ量は、高画質な動画を視聴すれば、すぐに到達してしまうデータ量です。
モバイルWi-Fiルーターは、通話エリアが限られること、通信量によって帯域制限がかかる場合がある、これらの2点がデメリットです。

帯域 制限のWiMAX

データ通信サービスの中で唯一、帯域制限がないのが『UQコミュニケーションズ社』の「WiMAX」というサービスです。
WiMAXには大きく分けて、下り最大40Mbpsの「WiMAX」と、下り最大110Mbpsの「WiMAX 2+」があります。
「WiMAX 2+」は、まだ新しいサービスのために地方都市では使えないところも多いのですが、下り最大40Mbpsの「WiMAX」でも実際の速度は大差ない場合もあります。
また「WiMAX」プランは契約期間が1年間と短いので、1年ごとに有利なプランを選択し直せるメリットもあります。

サービス名 月額基本使用料 契約期間
UQ Flat 年間パスポート
WiMAX(下り最大40Mbps)
3,696円 1年間
UQ Flatツープラス
WiMAX、WiMAX 2+(下り最大110Mbps)
3,696円 2年間

「WiMAX」「WiMAX 2+」、どちらも通信量による帯域制限がないので、動画の視聴などが多いインターネット・ユーザーに人気のサービスです。


MVNOなら、独自のWiMAXキャンペーンも

WiMAX回線を使ったモバイルWi-Fiルーターに申し込む場合、『UQコミュニケーションズ社』の回線を借りて、独自のサービスを提供するMVNO(仮想移動体通信事業者)と呼ばれる企業を選ぶこともできます。
MVNOは自前で通信設備を持たずに済むため、本家の『UQコミュニケーションズ社』よりお得なサービスプランを提供しているところもあります。キャンペーン内容は時期によって異なるので、申し込みの際には2~3社ほど比較したほうがいいでしょう。

@nifty WIMAX

老舗のインターネット・サービス・プロバイダ(ISP)のニフティーは、特定プランの契約で、WiMAXのモバイルWi-Fiルーター本体が1円。さらに12,001円のキャッシュバック・キャンペーンを実施中。※2014年3月31日まで

VOYAGE WiMAX

VOYAGE WiMAXだけの限定コースに申し込みで、初月0円、端末代金0円、Wi-Fiオプション0円のキャンペーン。


※「UQ コミュニケーションズ」「@nifty」「VOYAGE WiMAX」いずれも時期によってキャンペーン内容が異なる場合があります。最新のキャンペーン情報は、各社のバナー広告からご確認ください。