プログラムとバグ

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OSやアプリケーションソフトは、人間が考えたプログラムで構成されています。ということは完全であることはあり得ません。

もちろんメーカーは入念にチェックやテストを行ってから発売しますが、どれだけテストしても十分ということはなく、見つけられなかったプログラムのミスが残っていることがあります。

こうしたプログラム上のミスを「バグ」といいます。バグが頭のいい悪い人に見つかると、そこを狙ってウィルスが作られます。

OSやソフトウェアのメーカーはバグが悪用されるのを防ぐために、バグを修正するパッチと呼ばれるプログラムを配布します。例えばWindowsアップデートなどもその一つです。

こうしたパッチをあてずにパソコンのメンテナンスをしない人は、ウィルスに感染したり不正侵入されるなどのトラブルを自分で呼び込みます。

もしコンピュータウイルスに感染した場合、ウイルスの駆除を業者に頼むと出張料込みで1万円くらい取られますから、とんだ出費になります。1万円あったら家族で回転寿司に行ってもお釣りがきますね。

パソコンを使う以上、バグは付き物です。OSやアプリケーションソフトのアップデートは必ず実行してください。こうしたメンテナンスは面倒なものですが、避けては通れない宿命でもあります。

どんなにパソコン歴が長くても、アップデートをしないという人はいつまでも初心者のレッテルを剥がすことはできません。