失ったデータを取り戻す
大切なデータを消してしまっても、まだ取り戻せるかもしれません。
ハードディスクなどのメディアに保存されているデータには、その保存場所を示すアドレスが付けられています。データを消去してもデータのアドレスを抹消するというだけで、見た目には削除されたようでもデータそのものはまだ残っています。
データを復旧するためには専用のソフトウェアが必要になります。フリーソフトでは「復元」、有料のソフトでは「ファイナルデータ」や「Superファイル復活 2」などがあります。
うっかりファイルやフォルダを削除してしまったら、これらのソフトを使用するまでは、できるだけ削除した直後の状態を保つようにします。これは復旧したいデータが他のデータで上書きされてしまうことを避けるためです。
復旧できそうなファイルは、別のメディアに取り出す必要がある場合があります。また、圧縮されたデータの復旧には対応していないこともあります。
デジカメの操作ミスで消してしまった画像も取り戻せる可能性がありますので、諦めてしまう前に試してみる価値はあるでしょう。
デジカメ内のデータやフロッピーディスク、メモリースティックなどのリムーバブルメディアから削除してしまったファイルも復活させることが可能に。
また、独自プレビュー機能では、35種類以上ものファイルを表示することができるので、復活させたいファイルを確認しながら作業することも可能。
初心者にもやさしいウィザード形式のインターフェイスを搭載。プレビューア機能を搭載し、JPEG/BMP/テキスト/HTML/Word/Excel/PowerPointなどのファイルプレビューに加え、Zipファイルに圧縮されたファイル名も一覧可能。
完全削除で情報の漏洩を防ぐ
消したはずのデータが復旧できるということは、逆に言うと完全に消してしまうことは難しいことになります。
パソコンの中には企業・個人を問わず外部に漏れてはならないデータが納められています。もしそんなデータが流出してしまったら?
古いパソコンを手放すとき、データは元のパソコンから削除するでしょうが、消したと思ったデータも上で紹介したように復旧させることができます。特に個人のパソコンを仕事でも利用している場合、本人のプライバシーだけではなく、企業や顧客の情報まで流出してしまう可能性があります。
一番確実な方法はハードディスクなどのメディアを物理的に破壊してしまうことですが、そうもいきませんから、パソコンを手放すときなども専用のソフトを利用して、完全にデータを削除しておきましょう。
ファイルやフォルダ単位で抹消可能。 データを抹消する方式は15の抹消方式から選択することができる。
ファイル単位の抹消ツール。右クリックによる簡単抹消、ドラッグ&ドロップでまとめて抹消など、ファイルを選ぶだけで簡単に抹消作業が行なえるほか、ごみ箱の中のみ、未使用領域のみを抹消することも可能。外付けドライブや、メモリカード、MO、FDにも対応。
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