子供の頃、雑誌に掲載されている通信販売を時々利用したことがありました(昭和40年代頃です)。代金分の切手を郵送し、欲しいものが届くまで毎日ソワソワしながら待っていたのを覚えています。
時代は変わって、今はパソコンから商品を注文し代金もクレジットカードの番号を入力するだけ。金融機関から代金を振り込む手間もなく便利になりましたが、品物が届くまでの待ち遠しい気持ちは変わりません。
私が始めてインターネット通販を利用したのは書籍の購入でした。パソコン系の書籍は書店によって欲しい本が置いていないところも多く、それまでは市内の書店をあちこち回って探していましたが、インターネットで探してみるとすぐに目当ての書籍を探し出すことができました。北海道でも申し込んでから本が届くまで2~3日です。
古本の購入もよく利用します。古本となると新刊よりも探すのに手間がかかりますが、インターネットなら欲しい古本を在庫している店を見つけたり、通販サイトで探すことも簡単です。好きなコミックスの全巻セットを購入すると、届くまでが待ち遠しくてちょっと幸せな気分になります。
インターネットの普及は買い物という日常の行動も変えてきています。一昔前なら通販を利用するにはテレビやラジオの通販番組か、通販会社のカタログを見て申し込むといった方法が主で、どっちにしても購入には多少の手間がかかりました。
インターネットは24時間いつでも自宅から商品を購入することができます。また、商品もあちこちの通販サイトから欲しいものを探し出すことができます。
楽天がプロ野球球団を買収したことで、インターネット通販がどれほどの勢いで成長しているのかわかりますね。
しかしインターネット通販は年代が上がるほど利用率が少なくなるそうです。年代が上がるほどパソコンを使っている人が少ないためですが、パソコンとインターネットを利用していてもインターネット通販はまだという方も多いようです。
通販を利用するにはサービスを提供するサイトに登録する必要がありますが、項目を入力していくだけで登録は完了します。始めるまではちょっと敷居が高い気もしますが、やってみると意外と簡単にできます。
通販サイトは豊富な商品やサービスをジャンルごとに分類し、商品のタイプや価格別などで更に分類されています。購入できるのは形のある物だけではなく、旅行の申し込みやゴルフ場の予約といった無形のサービスも利用することができます。
支払方法はほとんどのサイトが利用者の都合に合わせて複数の方法を用意しています。代表的な支払方法としては、
- クレジットカードによる支払い
- 出品者の指定口座への振込み
- 宅配業者との代引き
- コンビニで支払い
などがあり、これらはほとんどの通販サイトや出品業者で利用できます。
また、通販サイトによっては詐欺への対策として、商品の受け渡しと代金の支払いに、他の企業が介入して安全を高める方法もとっています。
それでもニュースでも取り上げられるように、インターネット通販を悪用した詐欺行為も増えているようです。確実な対策ではありませんが、できるだけ店舗を所有している企業から購入するようにしたほうがいいでしょう。
その場合も、支払い方法や発送方法、送料などについての詳細な説明が記載されているかどうかや、キャンセル時の対応についても明記されているかどうかを確認するようにしてください。
私は幸いに今まで一度も通販のトラブルを経験したことがなく、そういう意味ではラッキーなのかもしれません。ただ実際に商品を購入するかどうかは出品者のページをじっくり見て判断してきました。
これまでに書籍類のほかにデジカメやパソコン などもインターネット通販で購入しています。地元で購入するよりもかなり安く買うことができました。
最初は高額な商品の購入は避けてインターネット通販の経験を積んだり、無事に取引ができた業者を継続して利用するほうがいいかもしれません。
こうしたことに気をつければ、インターネット通販は暮らしを便利にしてくれます。好きなときに、例え深夜や早朝でも、じっくり商品を探して購入することができます。
是非インターネット通販を活用して、あなたの暮らしを便利にしてください。