シニア層の方たちがパソコンを始めるとき、最初の難関はキーボード操作です。特に年配の方はローマ字への抵抗感が大きいため、ひらがな入力で始める方が多いのですが、パソコンのキーボードはローマ字もひらがなも順不同に並んでいるため、どこにどの文字があるのか覚える前に挫折してしまうことも多いようです。
以前パソコンの指導をしていたときには、たくさんの高齢者の方たちにも教えさせていただきましたが、やっぱり皆さん最初の難関はタイピングでした。いくつかタイピングソフトを紹介して試してもらいましたが、これもまた根気のいる作業だったようで、成果のほどはあまり・・・というのが実情です。
あの頃にこれがあればと思ったキーボードを見つけたので御紹介します。まずは下の画像を見てください。
印象的なのはデカデカと大きくプリントされた文字。そしてローマ字よりもひらがなのほうが大きくなっています。さらに文字が色分けされているので、「あ」の行なら黄色、「か」の行なら水色と文字を探しやすくする工夫がされています。
これくらい分かりやすいキーボードで始めたほうが早く入力を覚えられますし、一度覚えてしまえば、他のキーボードを使っても同じように入力することができるようになるでしょう。
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