ソースネクストから販売されているPaintgraphic (ペイントグラフィック)を購入してみました。
今までは画像処理にPhotoshop Elementsを使用していました。操作性は悪くなく、使い方に関する情報を豊富に入手できるというメリットもあります。ただ起動時に時間がかかるのが気になっていたので、1,980円という価格につられてPaintgraphicを試してみたくなりました。
ソフトの起動はPhotoshop Elementsとは比べるまでもなく軽快です。Photoshop Elementsが10秒ほど待たされるのに比べると、Paintgraphicはアイコンをクリックすると、ほぼ瞬時に起動します。
必要な機能もPaintgraphicには充分備わっています。私はそれほど高度な画像処理をするわけではないので、今のところPhotoshop ElementsにできてPaintgraphicではできない、という不便さは感じません。
Paintgraphicは株式会社ファンファーレのThe Graphicsというソフトがベースです。The Graphicsは更にHYPER KiDというソフトに遡ります。Paintgraphicは実績のあるソフトという言い方もできますし、逆に言えば古いソフトという言い方もできます。
古くても必要な機能は充分すぎるほど揃っていますし、他メーカーのソフトのように価格維持や値上げのための改良に付き合う気がなければ、Paintgraphicに不満を感じることはありません。
Photoshop ElementsとPaintgraphicを使い比べて感じたことは、
- Photoshop Elements
- ◎使いこなすための情報が豊富
- ○操作性はバージョンアップするたびに良くなっている
- ×それでもやっぱり価格が高い
- Paintgraphic
- ×シェアが低いために情報が少ない
- △Photoshop Elementsから乗り換えるとちょっと戸惑う操作性
- ◎それでも安いのは魅力
という感じです。
もしほとんど画像処理の経験がなく、これからドンドン勉強して詳しくなりたいのであれば、圧倒的に情報が豊富なAdobe
Photoshop Elements 4.0 のほうがいいと思います。
売れている(シェアの大きな)ソフトを使うということは、書籍やWebサイトから情報を入手しやすいというメリットがあります。書店に行けばPhotoshop Elementsの解説書が選び放題ですしWebサイトを検索しても使い方を説明したサイトがすぐに見つかります。
ソフトに1万円、マニュアルに数千円出してもいいのであれば、最初からPhotoshop Elementsを選んだほうがいいと思います。
画像処理はやってみたいがソフトに1万円も出したくはない、というのであれば
Paintgraphic で充分過ぎると思います。
画像処理ソフトはメーカーが違っても、基本的な操作はそれほど大きく違うことはありません。どれかのソフトで覚えたことは他のソフトでも活かせます。Paintgraphicの使い方についても、Photoshopなどの解説書やサイトは役に立ちます。
パソコンソフトに1万円も出したくないけれど高機能なソフトはほしいというのであれば、Paintgraphicを使ってみるのもいいかもしれません。
※現在はソースネクスト社から1,980円シリーズでPaint Shop Pro パーソナル
が発売されています。こちらのほうが新しいだけに使い勝手もよく、Paint Shopシリーズのマニュアルが豊富です。
Paintgraphicに役立つサイト
株式会社ファンファーレ How to
Paintgraphicのベースとなった「The Graphics」のTips
株式会社アイフォー
同じく「The Graphics」の商品説明と一部Tipsなど
画像と文章のスペース-日曜画家的サイト
Paintgraphicの使い方などを解説
Paintgraphic
Paintgraphicの販売元ソースネクスト社のページ
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