
マウスコンピューター LUV MACHINES iH シリーズ
マウスコンピューターのLUV MACHINES iHシリーズは、第7世代のインテル・プロセッサを搭載するミニタワー型デスクトップパソコン。
ベーシックなCeleronプロセッサー搭載で4万円台の格安モデルから、ハイグレードなCore i7プロセッサ搭載モデルでも10万円前後と、大手メーカーのパソコンより、かなり安く購入できるコストパフォーマンスの良さで根強い人気。
マウスコンピューターの直販サイトでは自由度の高いカスタマイズを施すことができるので、予算や用途に合わせて自分だけのオリジナルな一台に仕立てることができます。
一番買い得感の高いモデルはズバリこれ!
LUV MACHINES iHシリーズは構成の違いによって数種類のモデルが用意されていますが、最もベーシックなCeleronプロセッサー搭載モデルを選ぶくらいなら、もっとコンパクトな筐体の LUV MACHINES Slim iHS シリーズ を選ぶほうがいいと思います。
というのは、Celeronで間に合うような負荷の低い使い方ならプロセッサの発熱量が少ないので、もっと小さな筐体でも十分だからです。せっかくミニタワーの大柄な筐体を活かすなら、ハイパワーなCore i5やCore i7プロセッサを選ぶほうが正しい選択だと思います。
そうした理由から、最も買い得感の高いモデルは「LM-iH440SN-SH-C」です。
Core i5プロセッサはハイパースレッディング機能こそ省略されていますが、4つのコアによる分散処理ができるので、動画の編集など高い負荷のかかる作業もスムーズに処理することができます。
さらに、ストレージ構成がSSDとHDDのハイブリッドになっていることも大きなポイントです。
SSDは簡単に言うと大容量のメモリーカードのようなもので、HDDよりもはるかに高速な読み書きスピードがメリットです。その反面、コストが高いのでHDD並みに容量を拡大することが難しいのがデメリットです。
「LM-iH440SN-SH-C」はWindowsとアプリケーションをSSDにインストールし、データはHDDに保存することで、SSDとHDDそれぞれのメリットだけを活かしています。
SSDの速さは一度知ったら、もう二度とHDDには戻りたくないほどです。まるで1つ上のプロセッサに載せ替えたようにキビキビと動いてくれるので、起動から終了までストレスのない操作感が味わえます。

マウスコンピューターのWebサイトより
グラフィックス機能はプロセッサ内蔵のみ
LUV MACHINES iHシリーズはグラフィックス機能が、プロセッサ内蔵の「インテル® HDグラフィックス」しか選べません。カスタマイズメニューにもビデオカードの追加は用意されていません。
もし、3Dゲームをバリバリ楽しみたいのでしたら、LUV MACHINES iHシリーズよりも、1ランク上の LUV MACHINES iG シリーズ を選ぶほうが正解ですが、そうでなければ「インテル® HDグラフィックス 630」で不満を感じることはないと思います。
最近YouTubeでも増えてきた4K動画もスムーズに再生できますし、Quick Sync Video機能で動画のエンコード作業もスピーディーにこなしてくれるので、動画の視聴や編集をすることが多い人には、ちょうどいい選択肢です。
「LM-iH440SN-SH-C」は「中の上」的な位置づけです。突き抜けた高性能じゃないけれど、かと言って大きな不満を感じることもない。ほとんどのユーザーにとっては「ちょうどいい高性能」が7万円そこそこの価格で得られるのが最大の魅力です。
OS | Windows 10 Home 64ビット |
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プロセッサ | インテル® Core™ i5-7400 プロセッサー (4コア/3.00GHz/TB時最大3.50GHz/6MB スマートキャッシュ) |
メモリ | 8GB PC4-19200 (8GB×1) |
グラフィックス | インテル® HDグラフィックス 630 |
ストレージ | 120GB Serial ATAIII 1TB SerialATAIII 7200rpm |
光学ドライブ | オプション (BTOで追加可能) |
価格 | 72,800円(税別) ※構成はカスタマイズ可能です |
※掲載のスペックや価格や記事作成時点のものです。キャンペーンによっても変動することがあるので、最新情報は下記リンクよりマウスコンピューターのWebサイトでご覧ください。