Dell Vostro 3800 スリムタワー コスパに優れたビジネスデスクトップ

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Dell Vostro 3800 スリムタワーは、幅10cmの省スペースなビジネス向けデスクトップPC。インテル第4世代Coreプロセッサー・ファミリー搭載でグラフィックス性能が大幅アップ。それでいてVostroシリーズならではの低価格が特徴です。

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コストパフォーマンスに優れる
Dell Vostro 3800 スリムタワー


Vostro 3800 スリムタワーは前モデルの270sの後継機種、と言うよりは、2世代前のVostro 260s スリムタワーのリニューアルと言ったほうが正解のようです。

と言うのも、旧モデルの270s スモールシャーシは新設計のコンパクトなケースが特徴でしたが、今度のVostro 3800は260s スリムタワーと同じケースを再び採用。旧270s スモールシャーシは小さなボディが好評だっただけに、ちょっと残念です。

ただ、ケースを横に寝かせてモニターを乗せる場合は、3800のほうが安定感がありそうですね。

旧270sは横置きができないと思っていた方も多かったようで、Vostro 3800の公式サイトでは、横置きもできることをこんな画像でアピールしています。

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Vostro 3800の主な構成内容と特徴

ここからは、まずVostro 3800の仕様を一覧表で確認し、続いて主な特徴について見て行きましょう。

Dell Vostro 3800の主な仕様
OS
  • Windows 7 Home Premium SP1 64 ビット(標準)
  • Windows 7 Professional SP1 32 ビット
  • Windows 7 Professional SP1 32 ビット XP モード プリインストール済み
  • Windows 8.1 64ビット
  • Windows 8.1 Pro 64ビット
プロセッサー
  • インテル Celeron G1820 (2コア・2スレッド, 2M キャッシュ, 2.70 GHz)
  • インテル Pentium G3220 (3M キャッシュ, 3.00 GHz)
  • インテル Core i3-4130 (3M キャッシュ, 3.4 GHz)
メモリ
  • 2GB (2GBX1) DDR3 SDRAM メモリ(1600MHz)
  • 4GB (4GBX1) DDR3 SDRAM メモリ(1600MHz)
ストレージ
  • 500GB 3.0Gb/s NCQ SATA HDD
ビデオ
  • Intel HD Graphics(Celeron、Pentiumに内臓)
  • Intel HD graphics 4400(Core i3に内臓)
光学ドライブ
  • DVD-ROM ドライブ
  • DVDスーパーマルチドライブ
Vostro 3800 スリムタワーの構成と価格一覧(デル公式サイト)

標準でWindows 7搭載。8.1やProも選択可能

Vostro 3800はビジネス向けPCということで、OSには使い慣れた操作性のWindows 7 Home Premium SP1 64ビットを標準採用。デルのWebサイトでは、Windows 7 Professional 32ビットやWindows 8.1、同8.1Proも選択可能です。

Windows 7 Professional 32ビットは、メモリが4GBまでの制約がありますが、32ビットOSにしか対応しない古い周辺機器を利用する場合に助かります。利用できるかどうかはドライバーの対応次第ですが、プリンターやスキャナーなどは、かなり古くても同じシリーズのドライバーが流用できることもあります。

Windows 7、8.1ともにProは8,640円の追加料金となりますが、今までのキャンペーンからすると、無料でProが選択できることもありそうです。

グラフィックス機能が大幅アップした第4世代プロセッサー

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Vostro 3800に搭載されるCPUは、いずれもHaswellと呼ばれるインテルの第4世代Coreプロセッサー・ファミリー。第3世代に比べてCPUコアの性能は大きく変わりませんが、内臓グラフィックス機能が大幅に改良され、消費電力も削減されています。

ラインナップは最廉価グレードのCeleronから、その上位のPentium、Core i3プロセッサーまでとなっています。できればCore i5プロセッサーまで選べると良かったように思えます。

ただ今どきのプロセッサーは侮りがたく、一番下位のCeleronプロセッサーですら、かつてのCore 2 Duoの上位モデルを凌ぐ処理性能です。

容量が選べないメモリと、少ないハードディスクは少し不満

デルがVostro 3800に用意するメモリは1モジュールのみ。もし8GBメモリにしたければ、ユーザーが購入後に自分で増設しなければなりません。

実際には4GBメモリで十分なんですが、8GBメモリくらいは選べるようにしてほしいところです。

同じようにハードディスクも500GBしか設定されておらず、大容量ハードディスクの選択肢はありません。

但しハードディスクは外付けを使うこともできますし、むしろ業務用のパソコンとしては、そのほうが安全なので、大きな問題ではないでしょう。

レガシーデバイスにも対応するポート類

Vostro 3800はVGAやPS2、PCIスロットなど、古い規格のポート類を内臓しているのは、地味ですが高ポイントなメリットです。

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個人向けのパソコンなら最新の規格だけを追ってもいいのですが、ビジネス向けの場合は既存の環境に馴染めることも大切ですね。

例えばマルチスクリーンにしてもHDMIにデジタルモニター、VGAにアナログモニターを接続するということも、まだありがちな使い方です。また使い慣れたキーボードやマウスがPS2にしか対応していないこともあります。

新しい規格と古い規格が、ちゃんと共存しているところは、ビジネスモデルとしてツボを押さえていると思います。

但し、ワイヤレスLANがオプションにも用意されていないのはどうかと。今どきワイヤレスカードを内蔵するくらい、大したコストとも思えないのですが・・・

Vostroシリーズならではの低価格は大きなメリット

今回のVostro 3800 スリムタワー、ケースが先祖返りしたり、スペック的にも後退した部分も見られます。

但しメモリやハードディスク容量、ワイヤレスなどはユーザー自身で解決できるものばかりなので、致命的なマイナスポイントとは言えません。それよりも不必要なスペックを省いて価格を抑えたいという方針を感じました。

このページを作った2014年4月中旬時点では、5つあるVostro 3800の構成モデルのうち、3モデルが18.5インチモニターが付属して5万円台となっています。

それほど負荷の高くないデスクワーク用に低価格なデスクトップPCを導入したいのなら、むしろVostro 3800は必要にして十分と言えます。

ここ最近はパソコンの販売価格も上がり調子になってきました。さらに消費税アップも行われたので、小規模な事業所にとってはパソコンの入れ替えに厳しい状況です。それでも新しいパソコンの購入が必要なら、Vostro 3800のコストパフォーマンスは、かなり高いでしょう。

※記事中に記載の構成内容・価格などはキャンペーンによって変更される場合があります。最新の情報は下記リンクからデルのWebサイトでご覧ください。