2012年のコンバーチブルPCをまとめて紹介(前編)

2012年のパソコン秋冬モデルは、タブレットとノートPCどちらでも使えるコンバーチブルPCとかハイブリッドPCと呼ばれる製品が注目を集めています。

但しメーカー各社からこぞってコンバーチブルPCが登場したので、どこからどんな製品が出ているのかわかりづらい!ということで、各社のコンバーチブルPCを一挙に集めてみました。今回は前編として、

NEC LaVie Y
富士通 STYLISTIC QH77/J
Sony VAIO Duo 11
パナソニック レッツノート AX
HP ENVY x2

の5社5モデルを紹介します。

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NEC LaVie Y

NEC LaVie Yはヒンジ部分からグルッとディスプレイを折り曲げることで、ノートPCからタブレット、さらにフォトフレームやスタンドなど4つのスタイルで使用することが可能。

NEC LaVie Yicon

CPUはNVIDIA社のTegra 3を搭載。4コア・プロセッサーならではの高い処理性能に加えて、NVIDIAならではの高度なグラフィックス性能が特長です。

OSはタブレット用に開発されたWindows RTを搭載。PC版のWindows 8と操作性などはほぼ同じですが、PC用のソフトウェアはインストールできないので注意。ソフトウェア(アプリ)は最初からインストールされているものの他は、スマホのようにWindows Storeからダウンロードしたものが利用できます。

Windows RTにはWord・Excel・PowerPoint・OneNoteなどが利用できるOffice 2013 RT Previewが標準でインストール済みなので、学生さんやビジネスユーザーには便利ですね。

NEC LaVie Yの主な仕様
ディスプレイ11.6型ワイド スーパーシャインビューLED液晶(広視野角・タッチパネル)(1366×768ドット)
OSWindows RT
CPUNVIDIAR TegraR 3 モバイルプロセッサ (1.3GHz)
メモリ2GB DDR3 SDRAM PC3-12800
ストレージ約64GB
販売価格89,880円~ ※NECダイレクト価格

富士通 STYLISTIC QH77/J

富士通 STYLISTIC QH

富士通 STYLISTIC QH77/Jは、ディスプレイを取り外してタブレットとしても使えるのが特徴。キーボード部分の重量から開放されるので、タブレット機能を重視する人にはこういうスタイルのほうがいいですね。

PCとしての機能・性能にも抜かりはなく、CPUはインテル Core i5-3427U プロセッサーを搭載。クロック数を最大2.8GHzまでブーストするターボ・ブースト機能と、4コア・プロセッサー並みの同時処理が可能なハイパー・スレッディング機能で、パワフル&スムーズな処理性能が魅力です。

OSはWindows 8 64ビット版なので、PC用のソフトウェアがインストール可能。富士通の直販サイト「WEB MART」ではCPUやSSDの容量を選択できるカスタムメイドモデル「STYLISTIC WQ2/J」も用意されています。

最近は必要最小限の機能やソフトウェアで低価格なモデルが人気ですが、STYLISTIC QH77/Jはユーザー・サポート機能や豊富なソフトウェアなども充実。個人向け・ビジネス向け、どちらでも安心して使える国産らしいモデルです。

STYLISTIC QH77/J

富士通 STYLISTIC QHの主な仕様
ディスプレイ11.6型ワイド IPS液晶 (ノングレア・タッチパネル、1366×768 HD)
OSWindows 8 64ビット版
CPUインテルR Core? i5-3427U プロセッサー (1.80-2.80GHz)
メモリ4GB (DDR3 PC3-12800)
ストレージSSD 約64GB
販売価格164,800円のところ、148,320円
※富士通WEB MART価格(10%クーポン適用済み)

Sony VAIO Duo 11

ソニーのVAIO Duo 11は標準でタブレットの状態。そこからパッとディスプレイが立ち上がってノートPCにチェンジ。

Sony VAIO Duo 11

一見すると地味なアクションですが、実用的にはこれが一番スムーズで使いやすい方法じゃないかと思います。派手なギミックに走らず、使い勝手を追求した結果がこのサーフスライダー方式というスタイルのようです。

また付属のペンを使った手書き入力にも対応。フリーハンドで文字やイラストを書き込んだり、ペン先で画像の範囲選択をすることも可能。自由度の高いアナログ操作でVAIO Duo 11を使いこなすことができます。

VAIO Duo 11は自由度の高いペン入力も可能

ソニーストアでは数種類のお勧め構成の他に、CPUやメモリなど自由度の高いカスタマイズ可能モデルも選択可能。スペックやソフトウェアなどを用途に合わせて選ぶことができます。

Sony VAIO Duo 11の主な仕様
ディスプレイ11.6インチ 1920 x 1080 フルHDディスプレイ
OS Windows 8 64ビット
Windows 8 Pro 64ビット
CPU Core i7-3667U
Core i7-3517U
Core i5-3317U
Core i3-3217U
メモリ2GB(2GB×1)~ 最大8GB(4GB×2)
ストレージ64GB ~ 256GB SSD
販売価格99,800円~
※ソニーストア価格

パナソニック レッツノート AX

もしビジネスで使うなら、このレッツノートAXシリーズ以外をチェックする必要はないかもしれません。と言ってもいいほどビジネスユーザーにはお馴染み、信頼のレッツノートにもコンバーチブルPCが加わりました。

Panasonic Let'snote AX2 Panasonic Let'snote AX2

パッと見た感じは角ばった無骨さを感じるデザインですが、薄さは約18mm、重さはわずか約1.14kgの超薄型軽量となっています。

ノートPCからタブレットへのチェンジは、NEC LaVie Yと同様に中央のヒンジ部分からグルッと反対まで回す方法ですね。堅牢さを誇るレッツノートだけに、ヒンジ部分を含めて高い耐久性が検証済み。また電源が入ったままバッテリー交換できるなど、ビジネスシーンの足を引っ張ることのない気配り設計なども、さすがにレッツノートならでは、です。

Let'note AX2 プレミアム・エディション
ディスプレイ11.6型HD(1366×768ドット)
OS Windows 8 Pro 64ビット
※Windows 7 Professional ダウングレードも選択可能
Windows 8 Pro 64ビット
CPU インテル Corei7-3667U vPro プロセッサー (2.0GHz~最大3.2GHz)
メモリ8GB
ストレージ256GB SSD
販売価格255,650円

※掲載の構成内容はパナソニックの公式直販サイト「CLUB Panasonic My MALL」限定モデルの一例です。レッツノート AX2の詳細と掲載以外のモデルは下記リンクでご覧になれます。

HP ENVY x2

HP ENVY x2は富士通 STYLISTIC QH77と同様に、ディスプレイを取り外せばタブレットで、キーボードとドッキングすればノートPCとして利用できる着脱式となっています。

今回紹介した各社のコンバチPCの中では唯一、インテルのAtom プロセッサーを搭載しているのが特長です。冒頭で紹介したNEC LaVie YがARM型のNVIDIA Tegra 3プロセッサーとタブレット用のWindows RTなのに対して、このHP ENVY x2はインテル・プロセッサーとWindows 8という王道をいく構成なのが対照的ですね。

インテルのAtom プロセッサーと聞くとネガティブなイメージを持っている方も多いでしょうが、Atom Z2760 プロセッサーは擬似的な4コア動作が可能なハイパー・スレッディング機能の搭載など、かつてのあのAtom プロセッサーとはベツモノになっています。

Atom プロセッサーを採用する最大のメリットは、長いバッテリーの持続時間。ENVY x2はディスプレイ部分とキーボード部分それぞれにバッテリーを搭載しているので、タブレット状態で約7時間、ノートPC状態では約14時間のロングライフとなっています。

HP ENVY x2の主な仕様
ディスプレイ 11.6インチ・ワイド (1366×768)
OS Windows8 32bit
Windows 8 Pro 64ビット
CPU インテル Atom Z2760 プロセッサー (1.8GHz)
メモリ2GB
ストレージ64GB SSD
販売価格7万円前後(2012年12月21日発売)


2012年のコンバーチブルPCをまとめて紹介(後編)に続きます。

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