スマートフォンってなに?

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スマートフォン。

近頃よく見聞きする言葉ですね。

新しいタイプの携帯電話らしい、というのはわかるけど、
じゃあ、具体的にはどんなもの?
と訊かれたら、今ひとつスッキリしない方も多いのではないでしょうか?

そこで今回の「知っ得!パソコン塾 編集部レポート」では、
今さら訊けない『スマートフォンってなに?』をお届けします。

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ここは北海道某市にある『知っ得!パソコン塾 編集部』。
今年は冷夏という長期予報は外れ、北の国でも毎日暑い日々が続いていた。

ただいま~! この暑い中、外回りはきついっすよ。

おう、ご苦労さん。
さっきケータイにかけたんだけどさ、電源切れてるんじゃないか?

ありゃ!すいません。
ケータイのバッテリーが寿命で、すぐ電池切れちゃうんです。

連絡つかねーと困るから、買い換えてくれよぉ・・・

ええ。今使ってるケータイ、買ってから2年以上経つんで替え時なんすよ。それで新しい機種を物色してるんですけど、スマートフォンもいいっすよね。

その「スマートフォン」ってよく聞くけどさ、何がスマートなんだ?
薄いのか?細いのか?

スマートって言っても形じゃなくて「かしこい」って意味ですよ。
つまりスマートフォンは「多機能で賢い電話」ってことです。

だったら普通に「ケータイ」でいいじゃねーか!
なんでわざわざ面倒くせー言い方すんだろうなぁ。

アメリカやヨーロッパじゃ通話だけのシンプルな携帯電話が主流なんで、それに対して生まれた言葉みたいですね。

むしろ当たり前に写真やビデオを撮ったりインターネットもできる、日本の「ケータイ」のほうが珍しいそうですよ。

確かに日本のケータイは独自に進化しすぎて「ガラパゴス化」してるって言われるよな。最近じゃ「ガラケー」なんて言ってるメディアもあるし・・・

だからとっくに多機能なケータイを使ってる日本人にとっては、今さら何言ってんの?って感じですけど、欧米の人たちにとっては、すごい便利に使える電話って感じみたいっすね。

だったらさ、やっぱり日本じゃ普通に「ケータイ」でいいんじゃね?
今さら電話が便利になったからって、欧米人と一緒に喜ぶことねえだろ。

ケータイとスマートフォンの違いって?

確かに日本のケータイってとっくにスマートフォン並みですからね。それでも一応、その成り立ちとかシステムの違いとかで区別されてるんですよ。

日本のケータイも最初は通話機能だけでしたけど、1999年にNTTドコモが「iモード」を始めたのをきっかけに、各キャリア(携帯電話会社)が独自の機能やサービスを提供するようになりましたよね。それがドンドン発展して今の多機能なケータイになってます。

対してスマートフォンの場合、直系のルーツは「PDA」って呼ばれる携帯情報端末です。
予定表や住所録、メモ帳とかの他に、アプリケーションを追加したり、パソコンとデータを同期できます。このPDAに通話機能を付けたのがスマートフォンの成り立ちなんです。

PDAねぇ、そういえば数年前までビジネスマンの間じゃプチブームだったよな。
紙の手帳で間に合うのに、PDAで「できる奴」を自演したりなw

編集長も、持ってましたよね・・・
スマートフォンはアプリケーションを追加できるっていうのが、ケータイと大きく違うところです。

ケータイでも一部のアプリやゲームはインストールできますけど、基本的には買ったときのまま使い続けるものですよね。

でもPDAがルーツのスマートフォンは、パソコンのように自由にアプリをインストールして機能を増やすことができるんです。

それならケータイも自由にアプリをインストールできるようにすればいいんじゃないのか?

ところが日本のケータイってキャリアごとに仕様が違っているし、アプリを作るために必要なOSなどの情報も一般に公開されていないですから、そう簡単にはいかないんですよ。

それにケータイのアプリを開発するのって、事前にキャリアに打診して承認を受けてからとか、なにかと面倒な手続きも必要なんだそうです。

その点スマートフォンはどんなOSを使っているのかハッキリしてますし、アプリを作るために必要な情報や開発ツールまで提供されていたりします。

もちろんどんなアプリを作るか事前の承認も不要ですから、わりと自由にアプリを作って公開配布ことができるんです。

じゃあ個人でも面白いアプリを作ってヒットさせれば、一躍大儲けできるってことか!

その可能性だってありますよ。実際にヒットしているアプリはたくさんありますからね。

キャリアによっては公開前に審査する場合もありますけど、それでもケータイのアプリを作るのに比べたら、グッと敷居は低いですよ。

ユーザーにとっても、アプリで機能が増やせるのはメリット大きいよな。もうこれからは一気にスマートフォン時代の到来!ってか?

ところがまだ、そう簡単にはスマートフォン時代到来、とはいかないみたいなんです。

ケータイにできて、スマートフォンにできないこと?

スマートフォン人気は去年あたりから日本でも高まってますけど、反対に今までどおりケータイで十分って言う人も多いんですよ。特にケータイの機能やサービスがスマートフォンじゃ使えないのが障害になってますね。

まず一番大きな違いはEメールです。
ケータイだと送られたメールは、自動的に自分のケータイに届きますよね。

でもスマートフォンはパソコンと同じように自分でメールをチェックする必要がありますから、リアルタイムなメールのやりとりには不都合なんですよ。それにデコメールに対応してないのも、特に女性ユーザーにとっては一発レッドカードですね。

メールの違いはケータイ派には大問題だよな。
特に女子高生とかメールの返信が数時間後とかじゃ、チョ~ヤバくね?

それから「おサイフケータイ」とかのサービスもスマートフォンには対応してませんし、ケータイ向けのWebサイトやサービスも利用できません。

だからケータイを使いこなしている人には、スマートフォンって人気ないみたいですね。今のところスマートフォン人気は20~30歳代の男性ビジネスマンが牽引しているようです。

スマートフォンだとワープロや表計算の表示や編集ができたり、Webサイトもパソコンと同じように表示できるフルブラウザが搭載されてますから、超小型のモバイルPCを使ってるっていう感じですね。

でもさ、iPhoneの発売日に行列できてたろ?
あれ見ると20歳代の男性が多かったんだよ。
しかもあんまりビジネスマンっぽくもないような兄ちゃんたちで。

結局まだスマートフォンっても、iPhoneだけが人気の流行りモノでしかないんじゃねーか?

確かにiPhoneはスマートフォン人気の火付け役ですけど、Googleの『Android』OSを搭載した機種もシェアを伸ばしてますから、スマートフォン市場は急成長中ですよ。

ただ今はまだスマートフォンの黎明期&過渡期ですからね。これから数年でケータイのシェアをどれだけ奪うかや、スマートフォン自体がどう変わっていくのかに注目です。

スマートフォンは欧米で生まれたものですから、独自規格で「ガラパゴス化」した日本のケータイと違って世界標準な仕様です。でも日本国内でスマートフォンを普及させるには、ケータイとの違いを小さくする必要があるでしょうね。

いずれスマートフォンにケータイの機能が移植されたりして両者の違いが縮まれば、いずれはケータイとスマートフォンっていう区別はなくなるでしょうね。

俺なんか、いまだにケータイ持ち歩くのさえイヤだけどな。

人には連絡付かないから買い換えろって言っといて・・・

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