パソコン購入大作戦5 CPUを検証せよ!「デュアルコア」って、なんだ?
CPUの性能を拡大させるには、もはや単なるクロック数アップや効率化の追求では追いつかなくなってきた。
そこでCPUメーカーのIntelやAMDでは、「1個でダメなら2個にすりゃいいじゃん!」という、単純明快な手法を採り始めている。
今回は「デュアルコア」をキーワードとして検証を進めていこう。
北海道某市の「中高年の知っ得!パソコン塾 編集部」。今日は深夜まで、毎月定例の編集会議が行われていた。
「デュアルコア」って、なんだ?
編集長。今回のネタなんですが、「デュアルコア」を取り上げましょうよ。
ネタって言うなよ。企画って言えよ。
前回CPUを検証したときに拾ったネタ…、じゃなくて情報なんですが、今CPUのトレンドはデュアルらしいッスね。
CPUの名前に「Duo」とか「X2」ってあるヤツか?
そうです。デュアルコアのCPUってのが、めちゃイケテルらしいッスよ!
『 Intel イケテル 』?
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1つの体に、2つの頭脳
前回CPUの性能を上げるには、処理効率を高める方法に変わってきたという話でしたね。
でもそれだけじゃ間に合わなくって、CPUを2個にしちゃった、というのが「デュアルコア」です。
ニバイ、ニバ~イって、高見山知ってる?
知りませんよ。
IntelのCPUでは「Pentium D」「Core Duo」「Core 2 Duo」とかが「デュアルコア」を採用したCPUです。ライバルのAMDにも「Athlon 64 X2」というCPUがあります。
最近よく目にする名前だな。
じゃあまずは、「デュアルコア」の概要から説明してもらおうか?
やっと、いつものキャラに戻りましたね。
「デュアルコア」のコアっていう部分がポイントです。
単純に2つのCPUを搭載したんじゃ、スペースを取るし消費電力も増えすぎてしまいます。そこでコアと呼ばれる処理を行う部分を、1つのパッケージに組み込んだ構造にしたのが「デュアルコア」です。
これならCPUの大きさや消費電力も最小限に抑えつつ、性能は劇的に向上します。
要するに、CPUの性能がまた上がりましたっていうことか。
これ以上性能が上がっても、メリットは少ないんじゃないか?
そうでもなさそうですよ。
今までのようなシングルコアのCPUだと、あるソフトを実行している最中に他の処理をしようとしたら、処理が遅かったり、しばらく反応がないような状態ってありましたよね?
処理部分が1つしかないと、途中で他の命令を与えても、順番待ちが起こって、処理が渋滞してしまいます 。
だったら複数の処理を行う回路を増やせば、たくさんの処理もスムーズに処理することができるようになります。
道路を1車線から2車線に拡幅したようなものです。
例えば、ウイルスチェックをしながら音楽ファイルを再生して、さらに画像の編集をする、なんていうときに「デュアルコア」が威力を発揮します。
普通なら、どれもパソコンにとっては負担が大きい作業だな。
そうです。「デュアルコア」なら、負荷が大きい複数の命令でも、並列処理でサクサク片付けられるのがメリットです。
一昔前なら、ウイルスチェックやCDの焼きこみをするときは、他のソフトを全部終了させて、できるだけCPUにかかる負担を減らさないといけなかったな。
「デュアルコア」なら、好きなときに、好きなことを、好きなだけできるってわけか。
ムリして一度にやることもないですけど、まあそういうことですね。
動画を観てるあいだにウイルスチェックしておく、なんてのは時間を有効に使えますね。
よし、じゃあ次はこの企画でいこう。
それからIntelやAMDの「デュアルコア」CPUについて、製品別に詳しく検証しておいてくれ。
もう日付変わっちゃいましたね。残業代、ちゃんと出ます?
