パソコン購入大作戦1 新たなWindows登場?
パソコンはいつが買い時か?どんなパソコンを買えばいいか?
Windows Vistaの発売を控えた今、後悔しないパソコンの購入のために、「中高年の知っ得!パソコン塾」編集部が、パソコンを取り巻く状況についてリサーチしたレポートシリーズ第1弾!
※登場する団体、人物等は一部架空のものです。
Windowsに新たな刺客が登場!
その名は「Vista」
パソコンの使い勝手を決定するのはOS(オペレーティング・システム)だ。
「中高年の知っ得!パソコン塾」編集部では、本来はMac好きな編集長の意向は無視され、全機種Windows搭載パソコンに統一されている。
パソコン市場の動向を探る手始めは、Windowsの現況についてリサーチしてみた。
編集部総動員でリサーチを行った結果、OS市場を牛耳る一大勢力マイクロソフト社は、来たる2007年早々にもWindows VistaというブランニューなOSを投入し、またもや世界中で荒稼ぎを企てているらしい。
これじゃあ今パソコンを買ったら、すぐに型遅れになってしまうじゃないですか。
そういうことだね。
そんなアッサリと・・・
だったらパソコンの購入は来年まで待つ! で決まりですね?
待て待て!結論を急ぐ前に、今まで新しいWindowsが登場したときのことを思い出してみよう。
え~と・・・。より便利な機能が使えるようになったとか、安定性が増したとか。いろいろとメリットがあったんじゃないでしょうか?
そうだな。新しいWindowsが登場するたびに付加価値が加えられたり、セキュリティ面や安定性も大きく向上したね。
例えば現在のWindows XPになってからは、それまでのWindows 98やWindows Meのように、アプリケーションソフトが1つフリーズしただけで再起動させられるようなことも少なくなった。
でしょう?だから今度のWindows Vistaだって、今のWindows XPよりも、ずっと素晴らしくなっているんじゃないですか?
もう一度マイクロソフトのWebサイトでWindows Vistaの詳細を見てみよう。
確かにWindows Vistaは、Aeroと呼ばれる新しいグラフィックの採用や、セキュリティ機能、検索機能なども向上しているようだ。
やっぱり新しいWindowsのほうが良さそうじゃないですか。
すべてが完成の域に達していれば、の話しだがね。
???
いいかい? 新しいWindowsが安定するまでに、どれだけの時間がかかったのかも、もう一度思い出してみよう。
Windowsは常に欠陥との戦いだ。次々に発見されるバグやセキュリティホール。これらはどのWindowsにも、漏れなく付いてきた。
特に登場したばかりのWindowsには、見つかっていない不具合がたくさん残っていると考えるほうが自然だよ。
ということはWindows Vistaも、しばらくはそんな状況が続くということですか?
その可能性は大いにあるね。
新しくなることによって得られるメリットは確かに多い。
でも、まだどんな不具合が残っているかわからない新しいOSに飛びつくデメリットも無視することはできないと思うよ。
特に企業で使用する場合や初心者にとっては、予測できないトラブルは大きな不安材料となるからね。
Windows Vistaが搭載されたパソコンを選ぶというのは、新しさと引き換えにリスクも背負うということですね?
そういうこと。
但し不具合のほとんどはWindows Updateがバックグラウンドで修正してしまうだろう。時々は再起動を求められることになるが、毎日そんな羽目になるわけでもない。
結論を言えば、新しいWindowsを早く試したい人は2007年まで待つ。
不具合が発生しても、対処できる知識や経験が求められるだろうけれどね。
手堅い選択をするのなら、Windows XP搭載の現行機種を購入し、1~2年様子を見てから(*1)乗り換えるのがいいだろうね。その頃にはサービスパック(*2)も適用されて、Windows Vistaも安定しているはずだよ。
(*1)マイクロソフトは現行のWindows XPのサポート期間を、Professionalなど業務用のOSについてはVistaの発売から7年間、一般ユーザー向けのHome Editionについては同じく2年間サポートを継続する。実際にはさらに延長される可能性もある。
(*2)サービスパックとはWindows Updateで提供された様々な修正プログラムを1まとめにしたもの。
サービスパックのリリース後は、あらかじめ修正が施された状態でWindowsが販売される。
謎のキーワードWindows Vista Capableとは?
今買ったパソコンって、ちゃんとWindows Vistaにアップグレードできるんですか?
僕の弟がWindows Me搭載のパソコンをXPにアップグレードしたら、重くてしょうがないって、ぼやいてたことがあります。
新しいOSは、ハードにもそれなりの性能を要求するからね。
特にWindows Vistaの性能をフルに発揮するためには、相当高い性能を要求されることになるだろう。
いずれWindows Vistaにアップグレードする予定なら、パソコンを購入する時点で、充分な性能を確保しておく必要があるよ。
その目安となるキーワードが Windows Vista Capable だ。
Windows Vista Capableについてはページが長くなるから次回にしよう。
