eMachines
2台目以降のPCを購入するときには、自分の使用目的がかなりハッキリしていると思います。
すでに必要なソフトウェアは持っている。あとは充分な性能を持つPCを安く購入したい。
無駄を省いた信頼性の高いPCを求めるなら、eMachinesも検討する価値があります。
安定性重視の低価格パソコン
eMachinesの特徴はシンプルさにあります。余計な機能やソフトウェアを追加せず、PC本来の基本性能を追求した設計になっています。

元々eMachinesは米国でノーブランドPCを生産し、企業に一括納入するメーカーとして成長しました。企業で使用されるPCに求められるのは安定性です。そのためには最新の技術を取り入れるより、性能と安定性が立証されたパーツを使うほうが、壊れにくくて低コストなPCを生産・販売することができます。
個人ユーザーでも2台目以降のPCを購入する場合は不要なソフトや機能を省き、その分安く購入できるPCを求めるニーズが高くなります。eMachinesはこうしたユーザーに支持されて、2002年12月の日本国内参入からわずか3年で、2005年の店頭販売シェアはNECと富士通に次いで3位を確保しています。
高い基本性能
eMachinesのラインナップはデスクトップPCが5機種とモニター1機種のみです。全機種モニターは別売りとなっています。
5種類の製品を使用されているチップセットで区別すると、NVIDIA GeForce 6100 / nForce 410 MCPを搭載したモデルが2機種、ATI Radeon Xpress 200を搭載した3機種に分かれます。
特徴的なのは、ベーシックモデルのJ3036
とハイクラスモデルのJ6454
とで同じチップセットが使用されていることです。
他のPCメーカーでは低価格帯のPCは安いなりの構成になっていますが、eMachinesの場合はPCの基本性能を決めるチップセットが安いPCと高いPCとで同じものを使っています。ユーザーは安い機種を購入したあとからでも、パーツを交換・追加することで容易にPCの性能を上げることが可能になります。
拡張スロットは全機種に共通してPCI Express x16が1つ、PCI Express x1が1つ、PCIスロットが2つ(空きは1つ)用意されているので、あとからPCI Express x16に高性能なグラフィックカードを装着することもできます。
こんな人にオススメ
eMachinesはシンプルです。シンプルすぎて最初の1台にはオススメしません。
日本ではテレビも観られる「テレパソ」が人気ですが、eMachinesにはマルチメディア機能が充実したPCはありません。テレビも観たいしワープロも付いて欲しい、という方はNECなど国内メーカーを選ぶほうがいいでしょう。
その代わり、必要なソフトは持っているし、とにかく安くて壊れないPCが欲しいという方にはオススメできます。
私は3年前にeMachinesのN2245というモデルを購入し、現在も使用しています。そのあいだトラブルは落雷の影響でLANカードが破損したくらいです。これはeMachinesのせいではないので、実質ノートラブルで使用し続けています。
冷却ファンの音は大きめですが、他メーカーでも似たようなものですし使用しているあいだ気になるようなこともありません。
付属のキーボードは低価格PCにしては豪華です。米国ではオプションとして用意されている上位モデルを、日本市場では標準仕様としているそうです。キーボードの左端には「Cut」「Copy」「Paste」ボタンが並びますが、Webページを制作するときなど、文章を構成するときには非常に便利です。
モニターは別売りになりますが、九十九電気ではJ3036が最安値39,800円から購入できるので、ヘタな中古PCに手を出すよりいいと思います。
eMachinesの詳細はこちらで→eMachines
