インターネットの危険性
インターネットには、次のような危険があります。
パソコンへの進入
パソコンには、ポートと呼ばれる窓口がたくさんあります。通信のためには、その窓口を開いてデータを送ったり受け取ったりします。
どのパソコンのどこの窓が開いているかは、外部から簡単に調べることができます。侵入者たちは戸締りの悪いパソコンを見つけ、 そこから進入してきます。
自宅や会社の窓と違って、パソコンにどれだけの窓があり、どの窓が開いているかなんて、私たちは普段気にしていません。いつの間にか、 こっそりと忍び込まれても、なかなか気づくことはできないんです。
コンピュータウィルス
無防備に開けられているポートを通して送り込まれるのが、コンピュータウィルスです。
コンピュータウィルスはパソコンのデータを破壊したり、システムに不調をきたすプログラムです。 「コンピュータ・ウィルス」という言葉は、もう一般的になっているほどですから、この言葉はご存知と思います。
もし、あなたのパソコンがウィルスに感染したとしましょう。するとパソコンの調子が悪くなったりデータが消されたり、 あなたのパソコンが新たなコンピュータウイルスの感染源として利用されます。
つまり、あなた自身も知らぬ間にウィルスを送ってしまうことがあります。 どうせ自分のパソコンにはたいしたデータなんてないから平気だよと思っていても、自分が加害者になってしまうこともあるんです。
スパイウェア
スパイウェアとは、個人情報の収集を目的に作られたプログラムです。インターネットを通して送り込まれ、 あなたがどんなホームページを見て、その中のどんな内容を見たかなど、個人の趣向調査に使われることもあります。
特に悪質なものになると、あなたのパソコン画面や、キーボードから入力した文字を盗み見たりします。 クレジットカードのパスワードやパソコンでつけている日記、デジカメで撮ったスナップ写真など、重要な個人情報が流出する可能性があります。
例えて言うと、ウィルスは建物に爆弾を仕掛けられたようなもの。スパイウェアは、盗聴器や隠しカメラを仕掛けられたようなもの と言えます。
フィッシング詐欺
フィッシング詐欺は、Webサイトにアクセスさせて、そこに個人情報を登録させたり、架空の商品やサービスを販売する、という手口です。
例えば有名なサイトを騙ったメールの中に
「○月×日より、サービス体制が一新されます。つきましては、再度会員情報の登録をし直していただくようお願いいたします。 再登録いただけない場合は、今後当社が提供するサービスをご利用いただくことはできません。」
なんていう文面を載せ、そこに書かれたアドレスからWebサイトに行って名前や住所などを入力すると、 まんまと個人情報を収集されてしまうという具合です。
心当たりのないサイトだと思っても、家族の誰かが登録していたり、以前に登録しておいたサイトかな?と思って、 登録してしまうことがあります。
ここ数年のあいだにフィッシング詐欺による被害が急増し、ウイルスバスター
などの総合セキュリティソフトでも、フィッシング対策機能が盛り込まれているソフトが多くなりました。
